【インフルエンザ治療】予防も治療もできる!ベストな受診タイミングは?治った後は?

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こんにちは、 発毛専門医 です!皆さま、体調を崩さずにお過ごしでしょうか。

12月に入って、とつぜん寒くなりましたね。風邪(かぜ)も流行っていますが、インフルエンザが猛威をふるうのもこの季節です。

インフルエンザの予防接種がおわると、インフルエンザの診療がはじまるというのが、一般的なクリニックの流れです。

このブログでは、普段は毛髪の記事が多いですが、今回はだれもが身近に感じる脅威「インフルエンザ」について解説します。

これだけ読んでもらえれば、インフルエンザに関する重要な知識はマスターできます。

健康な大人がインフルエンザで死ぬことはほとんどありません。しかし、免疫の弱っているお年寄りがかかると死に至ることもあるのを覚えておいてください。

インフルエンザは、予防も治療も可能ですので、知識を持って冬を迎えることは、大切です。

この記事では、①インフルエンザの予防、②一般的な治療、③まわりの人への配慮、といったインフルエンザの基礎知識をつめこんでいます。

大切なひとを守るために、一度目を通すことをおすすめします。

1.インフルエンザの予防

予防するために、最低でも次の四ヶ条だけは守りましょう。

これでかかった場合は、運が悪かったと言えます。

自分がやるべきことはやった結果、神さまから「あなたは、インフルエンザにかかりなさい」という命がでた、と運命を受け入れましょう(誰も悪くない)

インフルエンザ予防の4か条

秋になったらインフルエンザのワクチンをうけること

ワクチンは接種しましょう。ワクチンはインフルエンザにかからなくするのではなく、かかった場合に症状が軽くなるというメリットがあります。

なので、正確には重症化の予防になりますね。周囲への感染力も弱まります。

まだ日本では承認されていませんが、鼻に吹きかけるタイプのワクチンもあり、この新しいタイプのワクチンはインフルエンザにかかることを予防できます。

こまめに手洗いとうがいをすること

手洗いは、おろそかにしがちですが、絶対にやりましょう。ご飯を食べる前、家に帰った時、職場に着いた時、等々出来る限り手洗いをして下さい。

人混みではマスクをすること

映画や劇場のように、多くの人が一つの空間を共有するところでは、インフルエンザウィルスがうつりやすいです。サラリーマンの方であれば、通勤中の満員電車も気をつけましょう。

インフルエンザウィルスは、感染者のせきやくしゃみから、自分の鼻や口の粘膜にはいることで感染します。ですので、マスクで自分の口や鼻を覆うだけでも予防効果があります。マスクはそこまで高価なものでもないので、ぜひ使うようにしましょう。

とにもかくにも、よく寝ること

6時間未満しか寝ていない人は、7時間以上寝ている人に比べて、4倍以上かぜを引きやすいことがわかっています。その理由は、寝不足により免疫力が落ちるからです。

究極のインフルエンザ予防法とは?

ちなみに、現実的ではないですが、究極のインフルエンザ予防法は、「人に会わないこと」です。ライフスタイル的に可能な人は、試してみてください。

2. インフルエンザの治療

勘違いされていることが多いのですが、「インフルエンザはお薬で治療可能」です。

一方、「一般的なかぜは根本的に治療することはできません」。かぜの治療は、症状を和らげることです。

かぜ薬のほとんどは、せきや熱を抑えるタイプの治療薬です。かぜの原因ウィルスをやっつけるタイプの薬ではありません。

インフルエンザの治療薬は、インフルエンザウィルス自体をやっつける薬にあたるため、根本的な治療にあたると考えられます。

受診するベストなタイミングは?

冬場に「突然の高熱が出て、頭痛、筋肉痛、ふしぶしの痛み」があると、誰もがインフルエンザを強く疑います(平熱でもインフルエンザのときはある)。

さて、この時、受診のタイミングはいつが良いのでしょうか?

受診のタイミングははやければはやいほどいい、というわけではありません。

受診がはやすぎると、診察の時にインフルエンザのウィルスが見つからず、見逃してしまうこともあるからです。だいたい症状が出てから6時間後にウィルスを見つけることができます。

逆に受診は、遅すぎてもダメです。発症から48時間以内にお薬をのむと、インフルエンザの原因ウィルスが増殖するのを抑えることができるます。

よって、熱や頭痛といった症状が出てから、6時間〜40時間を目安に受診しましょう。

もちろん、食事をとれない、水も飲めない、意識がもうろうとする場合等は、発症から6時間経過するのを待ってはいけません。

病院によっては、電話で受診のタイミングを相談してくれる担当者(通常は相談員やナース)がいます。

夜間や時間外の受診の場合は、「行っても治療できません」と言われる可能性もあるため、電話でまずは相談してみるのもおすすめです。

インフルエンザの治療薬の種類

お伝えしました通り、かぜの原因ウィルスにたいする根本的な治療薬は、ありません。インフルエンザ・ウィルスに対しては、増殖を抑えるタイプのお薬が存在します。

インフルエンザの治療薬をまとめて抗インフルエンザ薬といいます。

最も有名なのは、タミフル®というお薬です。他にもゾフルーザ®(2018年に発売開始)という新薬もありますが、タミフル®のほうが年齢をきにせず、子供でも使えるため、現時点では一番広く使われています。

点滴薬であるラピアクタ®は、肺炎も合併したような重症な患者に使うことがあります。一般のクリニックでは、それほど使われていないでしょう。

歩いて受診するような大人(元気な大人)の場合、吸入薬といって「吸い込むタイプのお薬」を出されることが多いです。

薬を出すかどうかは医師の判断次第

感染して間もない時期であれば、どのインフルエンザ治療薬も有効です。ただインフルエンザになってから時間がたちすぎていると、くすりは効きません。

インフルエンザ治療薬には、副作用もあるため、メリットとデメリットを考えて処方することになります。

一般的には、インフルエンザの症状が出てから48時間以内であれば、ウィルスの増殖をおさえることで、症状を軽くする効果がみこんでお薬を出します。

3. インフルエンザを周りにうつさない!

インフルエンザと通常のかぜの大きな違いは、周りへの感染力です。

特に、家におばあちゃんやおじいちゃんといった高齢者、退院したばかりの病人がいる人、赤ちゃんがいる人、は周囲にうつさないように注意しなければいけません。

インフルエンザは、唾液や粘液を経由で感染しますので、タオルやコップは別々、部屋も違う部屋で過ごすようにします。

手洗いが基本にはなりますが、インフルエンザウィルスにはアルコール消毒も有効です。アルコールの濃度(エタノール濃度)は80%程度がおすすめですが、薬局でうっている60%程度のですが、無いよりはマシでしょう。

あくまで、手洗いの補助的なものとして使います。

治った後、インフルエンザの感染力はいつまでつづく?

発症後、最低でも3日間はウイルスを排出していると言われています。

一般的な話になりますが、インフルエンザと診断されると、発症日から約1週間は出勤しないように指示します。

このため、熱が下がってからすぐに学校や職場に行ってしまうと、周りの人に迷惑をかけてしまいます。家族内でも同様です。

最低でも熱が下がってから2日間は誰とも触れ合わないように待機しましょう。極まれにおられますが、元気だからって、美容室に行ってはいけません。人が多い場所に病み上がりに行くことは、テロ行為にほかなりませんから。

病み上がりで、どうしても重要な用事があって、外出したり人に会ったりする場合は、「自分がマスクをする」「人に会う前に手を洗う」といった配慮が不可欠になります。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

身近な脅威も、きちんと知識を持って対応すれば、怖くありません。免疫力を高めてこの冬を乗り切りましょう!

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