医師のプロペシア・ジェネリック(フィナステリド)医薬品17種おすすめランキング

AGAガイドブック

薄毛の治療薬に「プロペシア」「ザガーロ」というお薬があるのを知って、「よし、予防のためにこれから飲もう」と思ったけど、

  • 「プロペシアの種類が多すぎて、何を飲んでいいかわからない」
  • 「どこのクリニックに行けばいいのかわからない」
  • 「海外医薬品の個人輸入でも成分は同じだし、クリニックにいかなくてもいいと思っている」

という人むけに、『プロペシア類似薬やジェネリック医薬品に関する正しい知識を持ってもらう』ために書いた記事です。

この記事は『プロペシア』を中心に紹介しますが、『ザガーロ』も基本的に同じです。

プロペシアの安心度ランキング

あくまで私は医師なので、どうしても「クリニックで処方される薬を安心だ」と言ってしまいがちなのですが、そのフィルターがかかっていることを理解していただいた上で、このランキングをみてください。

おすすめのプロペシア(安心度の高いプロペシア)

  1. クリニックで処方される、純正プロペシア(純正品:MSD社製
  2. クリニックで処方される、ジェネリック薬品やオリジナル薬(国内メーカー製:ファイザー社・東和薬品・沢井製薬

おすすめできないプロペシア(安心度の低いプロペシア)

MSD社製、純正品のプロペシアについて

最も信頼できるプロペシアがMSD社製のお薬です。純正品である『プロペシア』には、有効成分のフィナステリドが1mg含まれています。(0.2mgのフィナステリドを含む『プロペシア』もある)

『プロペシア』の製造元はMSD社です。MSD社は有効成分のフィナステリドを4mg含む薬(プロペシアの4倍量)も製造しており、そちらの商品名は『プロスカー』と呼ばれます。ちなみに、MSD社以外のメーカーが製造する『プロペシア』『プロスカー』には、それぞれにジェネリック医薬品やコピー品が存在します。

安心度は高いですが、比較的高額になってしまいます。

厚労省認可のジェネリック薬品

日本国内では、執筆時点(2019年9月)でファイザー株式会社・沢井製薬・東和薬品・小林化工・富士化学からプロペシアジェネリック医薬品が発売されています。

国内で販売が認可されているこの5社のものは、厚生労働省から販売の認可を受けています。

なので特に理由がない限り、正規品であるMSD社製もしくは、この5社のジェネリック薬品を処方してもらいましょう。

クリニックで処方されるプロペシア

フィナステリドはAGA専門クリニックがオリジナル薬として処方することもあります。

正規品のプロペシアを使うのか、ジェネリック薬品を使うかはクリニックで相談することになります。

海外ジェネリック医薬品を個人輸入するのは危険です

国内ジェネリック薬品は1錠約300円で入手することができます。これに頭皮用塗り薬なども合わせると年間10万円以上費用負担がかかるのが普通です。

少し経済的に負担に思われるかもしれませんが、続けるのが前提の治療になるので、安全のためには必要な負担です。

これら医薬品を海外から輸入すると経済的負担が軽くなりますが、個人輸入は3つの理由から絶対におすすめしません。

  1. お薬が偽造品と正規品(本物)を見分けることが極めて困難であること
  2. 自己判断で医薬品を飲み続けると、副作用を見逃す可能性が高くなること
  3. 個人輸入の場合、海外からの輸入のため輸送コストも高くなる。しかも、毎日飲むお薬なのに在庫が突然なくなることがあること

さて、どのような類似医薬品が海外で販売されているのかを見てみましょう。これらのお薬を飲んでいる方は、内服を中止し、近くのAGA治療ができる医療機関に相談されることをおすすめします。

薬を飲む場合、クリニックで経過をみてもらうべきでしょう。

プロペシアの類似品(国内未認可のコピー品)の例

プロペシアと同じ用量のフィナステリド(1mg)が含まれるため、プロペシアと同じように飲めるようデザインされた類似薬です。

【フィンペシア】インドのシプラ社製フィナステリド 1mg

Cipla(シプラ)社より製造販売されています。シプラ社はHIVの治療薬を安くアフリカなどの発展途上国に供給している、安価な薬を作る専門の製薬会社です。

フィンペシアは以前、黄色203号(キノリンイエロー)という人工着色料が使用されていた黄色のお薬でした。ところが、この着色料が発がん性物質だという噂が流れたり、イギリスの食品基準庁からADHD(注意欠陥多動性障害)が増悪する原因になると発表されたり、体に有害な着色料として消費者から懸念されました。

そのため現在発売されているフィンペシアは、この着色料が取り除かれ、白い丸形の錠剤として販売されています。

【エフペシア】インドのシプラ社製フィナステリド 1mg

エフペシアの画像

フィンペシアと同じくインドのシプラ社が製造しています。フィンペシアとの違いは、キノリンイエローを使用していない点です。

ところが上述の通り、現在はフィンペシアも黄色い着色料を利用していないため、フィンペシアとエフペシアは大きな違いはありません。白色錠剤で、こちらも1錠 1mg 45〜50円 程度で個人輸入できます。

【フィナロ】インドのインタス社製フィナステリド 1mg

添加物にキノリンイエローを使用していません。インドにあるIntas(インタス)社より製造販売されています。

【フィナバルト】インドのEastWestPharma社製フィナステリド 1mg

添加物にキノリンイエローは使われていません。 East West Pharma社より製造販売されています。

【フィナクス】インドのレクメズ社製フィナステリド 1mg

フィナクスの商品画像

Smart社の開発、 製造会社であるレクメズ社が製造しているプロペシアコピー品になります。インドに住んでいる日本人が監修に入り、日本人の体格や体質にあった商品を展開していると言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。

特徴として、錠剤を小さくすることで、内服しやすくなっています。

【フィナックス】インドのドクター・レディ社製フィナステリド 1mg

フィナックスの画像

ドクター・レディ(Dr. Reddy’s)は日本以外のアジア製薬企業で、初めてニューヨーク証券取引所NYSEに上場したインドの製薬会社です。

フィナックスも添加物にキノリンイエローを使用していません。

【プロスカルピン】インドのFortune Health Care社製フィナステリド 1mg

Fortune Health Care(フォーチュンヘルスケア)社より製造販売されています。

【フィナロイド】インドのロイド社製フィナステリド 1mg

インドにあるロイド社より製造販売されています。 白色錠剤で目立った特徴はありません。

【フィンサバ】フィリピンのサバメディカ社製フィナステリド 1mg

フィリピンの「サバメディカ社(Sava Medica)」が製造・販売しているプロペシアジェネリックです。 サバメディカは比較的若い製薬会社で、発展途上国を主な市場としています。

プロスカーの類似品(国内未認可のコピー品)の例

プロスカーと同じ用量のフィナステリド(5mg)を含むため、プロペシアより高用量のフィナステリドを含みます。

一部の個人輸入代行業者のHPでは、「ピルカッターで1mgにカットする」ように指示していますが、絶対にピルカッターでカットしないでください。用量が安定しないため極めて危険です。

プロスカーは前立腺肥大症という疾患のために作られたお薬であり、薄毛治療薬ではありません。

とにかく安くプロペシアを飲みたいというニーズを汲み取って、薬剤の個人輸入代行会社がピルカッターを使うようにHPに記載され、まるでプロペシアと同じものであるかのように売られている危険な現実があります。

【フィンカー】インドのシプラ社製フィナステリド 5mg

インドのムンバイに拠点を置くシプラ社(Cipla)によって製造・販売されています。フィンペシアやエフペシアと同じ製薬会社が製造しています。

【フィナスト】インドのドクター・レディ社製フィナステリド 5mg

インドのドクター・レディ(Dr. Reddy’s)社が開発しています。

AGA治療を始める方に向けたまとめ

経済的負担が気になるかとは思いますが、海外医薬品を自己判断で購入するのはやめて、医療機関で処方してもらうことをおすすめします。

AGA治療をこれから始める人、ここで紹介した海外医薬品を飲んでいる人は、

  • AGA治療薬は医薬品であるため、漫然と飲むと副作用のリスクが危険であり、医療機関に通って処方をうける

ことをおすすめします。

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