ジェネリック医薬品の原薬調達は50%が日本国外から

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ジェネリック医薬品が普及してきました。ジェネリック医薬品が安い理由を先日ブログの記事にしましたが、ジェネリック医薬品のコストが安い理由を原料(原薬)の輸入元という観点からみていきましょう。

ジェネリック医薬品について知ることはとても大切です。正しい知識を身につけ、納得の選択を!

厚生労働省がジェネリック医薬品製造業者に調査

厚生労働省が実施した『後発医薬品の原薬調達状況に関する調査結果』がとても参考になります。インターネットで公開されているため、誰でも閲覧できます。

この調査は、2013年に日本ジェネリック製薬協会加盟全社(41 社)と後発医薬品の薬価収載実績のある製造販売業者等全社を対象にアンケートしたものですので、ジェネリック医薬品の実態に相当近い調査データになっていると思われます。

ジェネリック医薬品の原薬は約50%が国外から輸入

まずジェネリック医薬品ができるまでの工程をみてみよう。

中間体から精製や乾燥、粉砕の過程を経て『原薬』を作ります。医薬品の原料となる成分です。『原薬』が出来上がれば、あとは製剤化して、飲めるような形にデザインするだけです。

参考資料1より引用改変

『原薬』を作るまでの工程は、製薬をする上で命とも呼べる過程です。この調査結果によると、この原薬の製造の50%を海外に依存していることになります。

海外のうち、韓国、中国、インドの 3 か国のシェアは 約50%程度となっていることがわかります。つまり、ジェネリック医薬品全体の約25%はこの3国からの『原薬』で成り立っています。

参考資料1を元にグラフ作成

個人的な印象ですが、思っていたより、インドや中国の割合が低いですね。

対象は厚労省指定の薬価基準に収載されている薬のみ

ただこの調査対象となっているのは、「薬価基準に収載されている後発医薬品」のみです。保険治療として認められた薬のみ掲載されています。

いわゆる薄毛治療薬で有名なフィナステリドは調査の対象外です。ジェネリック医薬品のフィナステリドの原薬はどこの国から来ているんでしょうね。気になります。

参考資料

  1. 後発医薬品の原薬調達状況に関する調査結果
    https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/dl/h24-02_3.pdf
  2. 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について
    https://www.mhlw.go.jp/topics/2019/08/tp20190819-01.html

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